前回紹介したAmazon Echo Dotですが、まだまだ便利とは言い切れません。
今、特に気になるのが、エアコンの切タイマーがないこと。
夏場で暑い中寝るのが中々苦手で、エアコンを付けて寝るのですが、朝まで付けっぱなしだと風邪をひいてしまいます。
そこでいつもエアコンのタイマーを付けて寝るのですが、私の環境ではAlexaもといSwitch Botにエアコンの切タイマーを操作することができません。
なので今回はどうしたら、エアコンの切タイマーを設定できるか考えていきたいと思います。
実現方法
色々と考えて、やり方を2通り思いつきました。
そのやり方は以下の2つです。
- 定型アクションを使う
- プログラミングをする
それぞれ、詳しく説明していこうと思います。
定型アクションを使用する
定型アクションは1つのフレーズや決まった時刻で、Alexaが天気情報や音楽を流すなど複数のことをセットで実行してくれるAlexaの機能です。
これを使えば、少々面倒ですが、切タイマー機能を実現できます。
流れは
1.あらかじめ使いそうなタイマーの時間を考えておく
2.定型アクションを起動するフレーズを用意、「待機」で時間を確保、その後切るように設定する
のような感じです。
時間毎に設定しなければいけないのが、めんどくさいですね。
またこの機能には弱点があります。
それは一度セットしてしまうと取り消せないことです。
あと少し伸ばしたいという時は、一度エアコンが消えるのを待って再度付け直し、切タイマーをもう一度セットする必要があります。
プログラミングをする
これはAlexa Skill Kits SDKを使って、プログラムを作成して、使う方法です。
自分でプログラムを作成するので、自由度は結構高そうです。
まだあまり詳しくないのですが、こっちなら定型アクションを使用する時の弱点を補ってくれそうです。
ただ、この方法の弱点は2つあります。
一つ目はプログラミングするためにPCが必要になることです。
調べた限りNode.jsを使ってやるのが楽そうなので、それを構築しなければなりません。
二つ目はある程度のプログラミングの知識が必要になることです。
せめてNode.jsが何か、APIとは何かくらいの知識がないと難しそうです。
ただ、私が作成して、配布するようにすれば皆さんがプログラミングせずとも機能を使えるようになるとは思います。
ですが、今回は尺の都合上、定型アクションを使った方法を実現してみて、次の記事でプログラミングの方を実現しようと思います。
定型アクションを使ってやってみる
先ほど説明した流れで実現していきます。
今回は1時間の切タイマーを例にして作っていきます。
1. まず「Amazon Alexa」アプリを起動してください。
2. 右下の「その他」から定型アクションを選択します。
3. 右上の+ボタンを押します。
4. 定型アクション名に好きな名前をセットする。(例:エアコン切タイマー1時間など)
5. 実行条件に「エアコンのタイマーを一時間にセットして」のようにセットする。(ここはこの機能を起動するためのフレーズです。呼びやすいようにセットしてください。数字などはダメっぽいので漢数字にしています。)
6. アクション追加に以下の3つを入れてください。
・「アレクサのおしゃべり」を追加します。アレクサのおしゃべりは好きな文言を入れてください。
・「待機」を1時間で追加します。
・「スマートホーム」から自分のエアコンのリモコンを選択し、電源を切るように追加します。
以上のような流れで作成すれば、切タイマーを実現できると思います。
今回はここまでです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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